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骨強度を高めるトレーニング様式(荷重の連続性)に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08780102
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関中京大学

研究代表者

梅村 義久  中京大学, 体育学部, 助教授 (00193946)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード骨強度 / 骨重量 / 運動 / ジャンプ / ラット / 破断試験
研究概要

我々はラットのジャンプトレーニングを用いて骨重量を増加させ骨強度を高める運動様式について研究をしている。ジャンプトレーニングは比較的容易に設定条件を変えることが可能であるという特徴を持っている。本研究ではラットに異なるインターバルのジャンプトレーニングを行なわせ、ラットの下肢の骨への影響を検討することを目的とした。実験にはウィスター系の雌ラットを用い、生後11週齢から8週間をトレーニング期間とした。飼料、水は自由摂取とした。ラットをランダムに4種類の異なる設定のジャンプトレーニング群、またはコントロール群に分けた。ジャンプトレーニング群にはインターバルの異なる(2、5、15、30秒)ジャンプトレーニングを1日20回、週5回行わせた。ジャンプの高さは徐々に高くして40cmとした。トレーニング終了後、大腿骨・脛骨の強度試験と骨重量測定を行なった。その結果、特に脛骨において差が大きく表れ、インターバルの長いジャンプトレーニング群の方がインターバルの短いジャンプトレーニング群よりも有意に骨強度・骨重量が高まった。しかし、フォースプレートを用いて各ジャンプ群の床反力を測定したところ、インターバルの長いジャンプ群の方が大きな床反力を示したので、骨重量・骨強度に表れた差はこの力の差を反映しているものと考えられた。しかし、本実験の結果から骨重量・強度を高めるジャンプトレーニングは30秒程度にインターバルを充分に開けても、その効果が減弱されないことが示唆された。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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