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GISを用いた都市の発展段階に関する日英比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 08780135
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 人文地理学
研究機関立命館大学

研究代表者

矢野 桂司  立命館大学, 文学部, 助教授 (30210305)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード人口移動 / GIS(地理情報システム) / 日本 / 大都市圏
研究概要

本研究は,主に『平成2年国勢調査第7巻人口移動集計』の非収録データに基づいて、日本全国の市区町村間の人口移動OD行列と,各市区町村ごとの人口移動属特性に関するデータベースを作成し,地理情報システム(GIS)を用いて,その地図化を行った。その結果,1985〜90年間のわが国の人口移動に関する実態を把握するためのシステムを構築することができた。本研究の成果は,以下のようである。
1)1990年時点で3,388ある市区町村,及び47都道府県の行政界の多角形データを作成し,さらに各市区町村の点データ,鉄道網の線データなどを重ね合わしたGISを作成した。
2)1920年以降,5年おきの市区町村人口データの地図化を行った。これにより,全国スケールでの人口動態を明らかにすることができた。
3)『平成2年国勢調査第7巻人口移動集計』の非収録データから,全国の各市区町村の年齢階級別転入・転出人口の地図化を行った。その結果,1985〜90年間の転出あるいは転入超過地域の全国スケールでの地域差を明らかにした。
4)全国の市区町村間人口移動OD行列(3,388前住地×3,388現住地)を作成し,卓越する流動を特定することができた。
5)現在,市区町村を大都市圏(中心都市,郊外,周辺)・非大都市圏(都市域,非都市域)に区分し,各地域ごとの人口変化を明らかにしている。今後は,この分析結果を用いて,英国を始め他の先進諸国との人口移動の比較研究を継続する予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 矢野桂司: "1980年代後半の東京大都市圏における都市内部人口移動" 総合都市研究. 59. 35-47 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 矢野桂司: "立命館地理情報システム(RGIS)" 阪神・淡路大震災復興計画総括部会研究報告書(中間まとめ). 41-121 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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