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子どもの科学観・自然観に関する概念構造の究明〜KJ法を用いた概念構造の分析〜

研究課題

研究課題/領域番号 08780144
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関茨城大学

研究代表者

大辻 永  茨城大学, 教育学部, 講師 (20272099)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード概念構造 / 科学観 / 自然観 / KJ法
研究概要

理工系離れ現象に見られるように理数科教育が行き詰まっている現在,学習者の科学観・自然観を把握しなおすことは,理数科教育を再考する上で重要である。また,このことは,STS教育を実施する上でも,科学の本性を扱う都合上極めて重要である。以上を研究の背景として,学習者の科学観・自然観を把握するために,本研究では,グループを単位として認識を抽出するKJ法を応用した手法を用いた調査を行った。また,本研究に関連する理論的考察も行った。具体的には,以下の通りである。
1.小・中学生を対象とし,KJ法を応用した調査方法を用いて,学習者の科学観について調査した。
2.大学生を対象とし,KJ法を応用した調査方法を用いて,学習者の科学観について調査した。
3.教員養成学部大学生を対象とし,学習者の理科に対するイメージについて調査した。
4.科学論に関する講義による,大学生の科学観の変容を調査した。
5.科学観・自然観に関する理論的背景について,特に,構成主義に関する考察をまとめ,学会発表を行った。また,同様に,STS教育に関する考察を行った。
6.大学教育における教育実践上の問題から,学習者の科学観・自然観を踏まえた指摘を行った。
7.科学観・自然観を踏まえ,環境問題についての論考を著した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 大辻永: "対話のパレット-対話を重視した初等理科教育法実践報告-" 茨城大学教育実践研究. (印刷中).

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 大辻永: "科学教育における構成主義の主張をめぐって-研究ノート-" 茨城大学教育学部紀要(教育科学). 45. 65-73 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 大辻永: "STS教育とは何か-現代社会を捉える視点としてのSTS-" 化学と教育. 44(3). 176-177 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 大辻永: "ヴァーチャル空間における社会構成主義的学習" 日本科学教育学会第20回年会論文集. 21-22 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 大辻永・春山貴子・小川正賢: "大学入試小論文問題の内容分析-STS問題との関わりから-" 日本科学教育学会第20回年会論文集. 237-238 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 大辻永: "1億総無責任時代の環境問題" 調麻佳志他『科学技術時代への処方箋』北樹出版. (印刷中).

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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