研究課題/領域番号 |
08780159
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
中山 実 東京工業大学, 教育工学開発センター, 助教授 (40221460)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 瞳孔面積 / 教育評価 / 教育番組 / 主観評価 / 客観評価 / 数理モデル |
研究概要 |
本研究は、テレビ番組視聴時における学習の客観的指標である瞳孔面積変化、瞬目反応と主観評価との関係を明らかにし、そのモデル化を行うことを目的とした。 まず、瞳孔面積と瞬目率を時系列的に評価するためのニューラルフィルターを試作した。瞳孔面積を時系列的に処理する上で、瞳孔雑音と呼ばれる微小変動や瞬目による瞳孔面積値の欠損が問題となる。そこで、砂時計型ネットワークを用いて、瞳孔面積変化を特徴抽出と瞬目時の瞳孔面積変化を学習させ、平滑化と瞬目処理を同時に行えるモデルを構築した。 次に、時系列的な主観評価を測定するために、アナログ値を入力できるデバイスを開発した。主観評価値の妥当性を検討するために、様々な番組に対する質問紙による結果と、時系列的な結果との対応関係を調べた。質問紙による評価から、番組に対する評価因子を抽出し、それらの因子との相関を調べ、教育用テレビ番組の総合的な評価の方法を検討した。
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