研究課題/領域番号 |
08780170
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 拓殖大学 |
研究代表者 |
佐々木 整 拓殖大学, 工学部, 助手 (80276675)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 認知マップ / 描画アルゴリズム / 重要度 / 類似度 / グループウェア / 作成 / 提示 |
研究概要 |
認知マップの作成・提示システムに関する研究の実績は、「本年度前期」、「本年度後期」、「他分野への応用」の3つに分類される。 (1)本年度前期までに、本システムに必要な諸要件を分析し、システムが装備すべき機能を選定した。つづいて、この結果に基づきシステム構成の決定を行った。さらに、認知マップを見やすく描画するためのアルゴリズムの研究を進め、Illustrative Mapping法の開発を行った。これらの研究成果は、電子情報通信学会教育工学研究会と教育システム情報工学会で報告している。なお、このアルゴリズム開発のために、設備備品費からPCを購入した。また、研究成果の報告のため、旅費を使用した。 (2)本年度後期では、前期で選定した機能をコンピュータに実装した。続いて、それぞれの機能を統合し、システムを完成させた。システムの評価を行うため、机上での認知マップの作成と、本システムを利用した場合での比較実験を行った。この実験結果から、認知マップ作成時間について本システムの優位性が認められた。この実験結果については、日本教育工学会第12回大会と、電子情報通信学会ソサイエティ大会で報告している。この実験を行うために、教材参照用としてCD-ROMドライブ一式と、ネットワーク利用のためのデータカードを購入した。また、作成データとプログラムの保存のため、外部記憶装置の購入も行った。 (3)本システムの他分野への応用として、グループウェアを例に取り検討を進めた。その検討をもとに、認知マップを用いた合意形成型グループウェアシステムの提案を、日本教育工学会第12回大会や電子情報通信学会ソサイエティ大会で行っている。
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