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CSCW環境下で学習者状態情報を活かす学習支援システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 08780174
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関十文字学園女子短期大学

研究代表者

安達 一寿  十文字学園女子短期大学, その他部局等, 講師 (60222618)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードCSCW / 学習者支援情報 / 協同作業 / 協調活動 / 調べ学習
研究概要

CSCWの考え方を活かしながら,協同作業学習場面における学習者の情報を,学習者相互でフィードバックできるための学習者支援情報について方策を検討し,システム開発を行った。
(1) 学習者支援情報の定義
CSCWでの協同学習のために,学習者の支援となる情報のことを学習者支援情報と呼び,以下のものを設定した。
(1)情報の分類・整理のための情報-タイトル・キーワードなど
(2)他の学習者の参考となる情報-概要情報,リンク情報
(3)学習者の状況を把握する情報-進行状況,理解状況
(4)学習者固有の情報-コンピュータ親和度,役割期待変数
(2) 学習者支援情報を組み込んだシステムの開発
上記の学習者支援情報のうち,調べ学習場面で有効となる情報((1),(2))を利用できるようにシステムの設計と開発を行った。開発システムは,「楽習くん」(がくしゅうくん)と呼び,学習者が行う調べ学習での利用を目的とした情報収集・整理ツールで,LANを利用してお互いに作成した情報(画面)を参照し,自分の情報として取り組む機能がある。
(3) 授業での活用とシステムの評価
小学校4年社会科地域学習の単元で,「楽習くん」を利用し実践を行った。学習者同士の情報交換が,システムで参照できる学習者支援情報で活性化され,全体のパフォーマンスが向上した。このことから,学習者支援情報の有効性が知見として得られた。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 安達一寿: "協同作業での学習者支援情報に関する基礎研究" 日本教育工学会第12回大会講演論文集. 12. 25-26 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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