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地理学習を支援する自己説明による知的学習環境の構築

研究課題

研究課題/領域番号 08780176
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関四国大学短期大学部

研究代表者

金西 計英  四国大学短期大学部, その他部局等, 講師 (80204577)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード自己説明 / 内省 / ITS / 知的学習支援環境 / インタラクション / 問題解決 / ビジュアルインタフェース / GELEN
研究概要

本年度我々は,自己説明を用いた学習支援環境の試作を行った.特に,我々はインタフェースの部分に着目し,自己説明の可視化の手法を提案し,システムを試作した.文字を用いて紙に作文を行うような感覚で自己説明を行うよりも,マウスやグラフィカルな画面を用いてインタフェースを工夫することにより,学習者の負担を減らす効果をあるのではないか,と考えた.我々の提案は,自己説明をグラフの描画のような方法で行う,と言ったものである.我々は,ワークステーション上に,Tcl/Tkを用いて自己説明支援システムの試作を行った.この試作したシステムを用いて,評価等を行った.さらに,我々はこの自己説明の可視化手法の有効性を確かめるために,認知実験を行った.実験は,本学の学生等の協力によって行った.実験は,我々の手法を用いて学習を行ったグループと,従来の手法で学習を行ったグループの間の比較を調べることを基本として行った.実験の結果,我々の提案した手法の有用性が確かめられた.
本年度の研究成果を論文(電子情報通信学会論文誌(採録決定)),国際会議(IEEE SMC'96),研究会等(日本教育工学会全国大会,日本認知科学会大会等)で,速報性に配慮して広く公開した.また,他大学等の研究者らとの間で,議論を重ね,他研究者らとの交流の成果を研究への反映した.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 金西計英: "知的学習環境における説明洗練の可視化による学習支援" 電子情報通信学会論文誌(D-II). J80-DII(採録決定). (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Kazuhide Kanenishi: "Development of Self-Explanation Learning Environment Using the Explanation Refinement" Proceeding of IEEE SMC'96. 1. 568-573 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 金西計英: "自己説明を用いた学習支援環境の構築について" 日本認知科学会第13回大会論文集. 28-29 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 金西計英: "自己説明環境における説明のビジュアル化について" 教育システム情報学会第21回全国大会論文集. 71-74 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 金西計英: "自己説明学習支援環境における説明メディアの検討" 日本教育工学会第12回全国大会論文集. 483-484 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 金西計英: "説明を利用したより適応的な学習環境の構築" 電子情報通信学会技術研究報告(ET). ET96-8. 56-62 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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