• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

帰納的定義を用いたプログラム合成

研究課題

研究課題/領域番号 08780236
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関京都大学

研究代表者

龍田 真  京都大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80216994)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードプログラム合成 / プログラム理論 / 帰納的定義 / 実現可能性解釈
研究概要

本研究の目的は、プログラムの性質を形式化して論じる事のできる論理体系TIDを構成する事と、この論理体系の証明環境を計算機上に実現する事の2点である。
プログラムの性質を自然な形で表現するためには、帰納的定義および余帰納的定義(coinductive definition)が不可欠である。自然数、リスト、木などのデータおよびプログラムの繰り返しは、帰納的定義により自然に形式化でき、また、ストリームに関する性質は余帰納的定義により自然に形式化できるからである。
本研究では、帰納的定義をもつ論理体系EON+μ,TID0および余帰納的定義をもつ論理体系TID+νの性質に関する研究をいっそう進め、帰納的定義を用いたプログラム合成の基礎理論を進展させた。特に、対象となるプログラム言語を、catch/throw機構に拡張した場合のプログラムの公理的意味論および強正規化可能性について考察した。並行プログラムの合成を行なうため、π計算および線型論理含むような論理体系の拡張について考察した。構成的集合の内的形式化およびそれを用いた実現可能性解釈を得た。また、線形論理の独立論理式などを線形論理の基本的性質について考察した。合成されるプログラムの計算量を調べるため、有界算術についてその表現可能関数などの基本性質を考察した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Mitsuru Tada: "The Function [a/m] in Sharply Bounded Arithmetic" Archive for Mathematical Logic,22GD01:(to appear).

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi