• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

特定用途向きマイクロプロセッサのキャッシュメモリ自動生成手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08780316
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 計算機科学
研究機関鶴岡工業高等専門学校

研究代表者

佐藤 淳  鶴岡工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (10235351)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードキャッシュメモリ / 設計自動化 / ハードウェア / ソフトウェア 協調設計 / メモリシステム
研究概要

本研究では,特定用途向きマイクロプロセッサに適したメモリシステムの提案を行った.次に,提案したメモリシステムの性能およびコストの定式化を行い,キャッシュメモリとオンチップメモリのトレードオフの評価を行った.
提案したメモリシステムは,(1)キャッシュメモリ,(2)オンチップ(内蔵)メモリ,オフチップ(外部)メモリ,の3つの要素から構成される階層的なメモリシステムである.これらの性能およびコストの特性が異なる記憶要素の構成を最適に決定することにより,メモリシステムの実現に要するコストの削減およびメモリシステムの性能向上が可能になる.
今回は,高速なキャッシュメモリ,大容量のオンチップDRAM,および典型的なオフチップDRAMを有するメモリモデルについて評価を行った.評価実験では,JPEG,MPEG,p64のようなマルチメディア応用で使用される現実的なサンプルを使用した.提案したモデルと高速なキャッシュメモリとオフチップDRAMを有する従来型のモデルを比較した場合,提案したモデルは,従来型のモデルより性能が最大数十%程度改善することができた.また,提案したモデルは,同程度の性能を得るために必要なハードウェアコストを最大1/4まで削減することができた.
評価実験の結果より,提案したメモリモデルの有効性を確認した.より正確なメモリモデルの定式化,最適なメモリ構成の決定手法等は今後の課題である.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 塩見彰睦: "ASIP設計用ワークベンチPEAS-IIIのアーキテクチャ入力系の試作" 情報処理学会DAシンポジウム'96. 129-134 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 佐藤淳: "ASIP向き階層化メモリシステムの評価" 電子情報通信学会技術研究報告. VLD96-53. 17-24 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi