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3次元図形の骨格抽出及び構造記述に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08780343
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関名古屋大学

研究代表者

齊藤 豊文  名古屋大学, 工学部, 講師 (40235057)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード画像処理 / 3次元 / 幾何学的性質 / 骨格線 / 細線化 / 距離変化 / 人体ナビゲーション / 医用画像
研究概要

本研究では以下の事柄について研究を行った。
(1)骨格化手法の開発 ユークリッド距離、濃度値、等、今まで3次元画像からの骨格化/細線化ではあまり利用されなかった情報を利用した骨格化/細線化手法を開発した。
(2)実画像への適用と評価 このようにして得られた方法を、CT装置から得られた胸部3次元ディジタル画像から抽出した肺血管図形,肺気管支図形に対して適用し、従来の手法に比べて、線図形抽出手順として有用であることを示した。
(3)構造記述方法の開発 骨格化の結果得られた線図形,面図形を利用して、3次元図形の概形・構造を表現するための手法として重み付グラフ表現を利用し、これを気管支図形に適用することで、気管支のモデルとの対応づけを行った。
(4)人体ナビゲーションへの応用 得られた構造記述の結果を人体内部の表示システムに適用し、肺の気管支での構造情報とモデルとの対応づけにより、気管支の各部分とそれに対応する気管支名をナビッゲーションシステムで利用可能にするための基礎的な実験を行った。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 齊藤,豊文: "ユークリッド距離変換を用いた3次元ディジタル画像の薄面化及び細線化の逐次型アルゴリズムとその諸性質" 電子情報通信学会論文誌. J79-D-II,10. 1675-1685 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 安江,正宏: "3次元濃淡画像の細線化法と医用画像への応用における能力の比較評価" 電子情報通信学会論文誌. J79-D-II,10. 1664-1674 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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