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ミクロデータによる主観的思想決定構造解析の理論との応用

研究課題

研究課題/領域番号 08780411
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学
研究機関東北大学

研究代表者

藤本 勝成  東北大学, 工学部, 助手 (50271888)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード包除被覆 / メビウス反転 / ショケ積分 / 階層的分解
研究概要

既応の研究において包除被覆が、ファジィ積分で表現されるシステムの構造解析に関して重要かつ有益な概念であることが示されてきた。しかしながら、包除被覆を同定、発見することは、きわめて困難であった。事実、システムの入力が8属性以上になると、実時間での同定は、おおよそ不可能であった。これに対しては遺伝的アルゴリズム等のアルゴリズム技術によって、一応の解決は見られたが、そこで得られた結果が最適なものであるかどうかの理論的保証は全くない。
本研究ではメビウス反転の概念を通して、包除被覆を特徴付けた。これによって、これまできわめて困難であった包除被覆の同定問題が非常に平易な問題に帰着された。また、ショケ積分モデル自体もメビウス反転を用いた表記においてパラメータ同定を行う方がモデル解析においては、有益であり、かつ簡単であることも示している。更に、ファジィ積分によって表現されたモデルのもつ特徴を表現するための、いくつかの指標も提案した。これらをと通して、メビウス反転がファジィ積分で表現されたモデルの構造を表現するために、極めて、重要かつ本質的な指標となることを示した。これと同時にファジィ積分モデル.ファジィ測度論に対して、協力ゲームの理論における知見を導入することができた。逆に、協力ゲームの分解可能ゲームに対して、包除被覆モデルに関して得られた知見が、応用されうる可能性が示された。また、これらの理論を背景にしたアプリケーションシステムの構築にも着手した。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Katsushige FUJIMOTO: "On Identification of Hierarchical Structure of fuzzy integral systems" Methodologies for the conception, Design, and Application of Intelligent Systems. 1. 312-315 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 藤本勝成: "重回帰分析++" 日本建築学会大会学術講演梗概集. 都市計画. 387-388 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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