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都市交通方策を考慮した統合交通システムのモデル化および解析システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 08780431
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学
研究機関流通経済大学

研究代表者

片山 直登  流通経済大学, 流通情報学部, 助教授 (20194780)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード都市交通方策 / リバーシブル・レーン / ネットワーク・デザイン
研究概要

本研究では,リバーシブル・レーンを中心とした各種都市交通方策が,既存の交通システムに及ぼす影響を検討し,影響を考慮した交通システムモデルを構築した.また,開発したモデルを用いて,地方中核市を対象とした事例分析を行った.さらに,交通ネットワーク設計モデルの基本的モデルであるネットワークデザイン問題に対する新解法も開発した.平成8年度に得られた成果は,以下の通りである.
1.利用者均衡条件下におけるリバーシブル・レーン交通システムを構築し,この問題に対する繰り返し探索的な近似解法を開発し,適切な収束解である近似解を求めることができた.
2.システム最適化条件下におけるリバーシブル・レーン交通システムの凸性を解析し,凸性を保証する特性の条件を分析した.
3.開発した利用者均衡条件下におけるリバーシブル・レーン交通システムの解法を用いて,128ODペア,325ノード,1036リンクの地方中核市を対象とした事例分析を行った.また,現状のリバーシブル・レーンとの比較を行い,さらにリバーシブル・レーンを設定した場合の効果を解析し,リバーシブル・レーン,開発モデルおよび解法の有効性を検討した.
4.交通ネットワークの基本モデルであるネットワークデザイン問題に対して,Minoux法を改良した近似解法を開発し,さらにタブーサーチを用いた解法を開発した.
5.ノード100,アーク4950までのネットワークに対して,開発したネットワークデザイン問題の解法を適用し,解法の有効性を示した.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 片山直登: "ネットワークデザイン問題の近似解法" 流通経済大学流通情報学部開校論文集. 1-21 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 片山直登: "リバーシブルレーン問題の近似解法と事例分析" 流通経済大学流通情報学部紀要. 第2巻第1号(掲載予定). (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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