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ヒト血漿カリクレイン感受性蛋白質PK-120の機能についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 08780552
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 構造生物化学
研究機関北海道大学

研究代表者

西村 仁  北海道大学, 薬学部, 助手 (80241347)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1996年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード血漿カリクレイン / PK-120 / 好中球 / 炎症
研究概要

本研究により,以下のことを明らかにした.
(1)ヒト血液より分離した好中球(PMN)および抗PK-120モノクローナル抗体を用いたFACS解析により,PMNはPK-120と結合した状態で血中を循環していることが示唆された.
(2)ビオチン化PK-120および^<125>I-PK-120は濃度依存的にPMNと結合することが明らかとなった.また,37°Cおよび4°Cにおける^<125>I-PK-120のPMNへの結合性を調べた所,4°Cでは,^<125>I-PK-120の結合は1時間後に飽和に達し,その後は結合量の変化は観察されなかた.一方,37°Cでは,30分後に^<125>I-PK-120の結合が飽和に達し,その後,結合量が減少するのが観察された.そこで,^<125>I-PK-120とPMNを各時間37°Cでインキュベーションした後遠心し,その上清をSDS-PAGEした.そのゲルをオートラジオグラフィーにより解析した結果,37°Cにおける^<125>I-PK-120のPMNへの結合の経時的減少は,^<125>I-PK-120がPMNにより分解された為であることが強く示唆された.

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Asuka Nanbo: "Lipoplysacchoride binding protein from normal human plasma purified with high efficiency" Protein Purification and Expression. (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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