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視床下部非シナプス性情報伝達機構の動態-コネクションを中心とした探求-

研究課題

研究課題/領域番号 08780732
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関神戸大学

研究代表者

重吉 康史  神戸大学, 医学部, 助手 (20275192)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードコネクシン / クローニング / 視床下部 / IN SITU HYBRIDIZATION / PCR
研究概要

新たな神経系特に視床下部に発現するコネクシンを検索するために、ラット視床下部より、mRNAを採取し逆転写酵素にてcDNAを作成した。即ち、J-A Heafligerらの方法に準じてコネクシン分子においてその塩基配列が、よく保存されている膜貫通領域にてdegenerate primerを作成した。PCRにてP32-CTPの存在下において増幅されたフラグメントをポリアクリルアミドゲルに泳動してそこに現れたDNAのbandを切り出した。8本の切り出されたバンドからPCRをおこなってDNAを回収し、プラスミドベクターにサブクローンして、おのおののバンドについて10個のクローンについて塩基配列を解析した。その結果、新規コネクシンのクローンを得た。そのクローンについて現在、in situ hybridization,Northern hybridizationを用いて、神経系での発現に関して検討を加えている。
また、現在までに発表されているコネクシンの塩基配列を元にしてprimerを作成し、いくつかのコネクシン分子に関してPCRを用いて部分的なcDNAを得た。それをプラスミドベクターにサブクローンして、in situ hybridizationを行った結果、コネクシン32mRNA、および、コネクシン43mRNAに関しては神経系で広範な発現を認めた。また、これらのmRNAは中枢神経を傷害することによってその発現量が著明に増大することが確認された。コネクシン26mRNA,コネクシン33mRNAに関しては、中枢神経系にて明らかな発現を認めなかった。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Shigeyoshi,Y et al: "Lesion-induced neuronal nitric oxide synthase in Purkinje cells of the rat cerebllar corte" Molecular Brain Research. (In Press).

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Eguchi,T et al: "Role of Tachykinin NK-3 receptor in the Paraventricular nucleus in the central antidiuretic action in rats." Brain Research. 743(1-2). 49-55 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Tanaka,M et al: "Somatostatin neurons form a distinct peptidergic neuronal group in the rat Suprachiasmatic nucleus : A Double laleling in situ hybridization study" Neurosience Letters. 215(2). 119-122 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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