研究課題/領域番号 |
08780797
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経・筋肉生理学
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研究機関 | (財)東京都神経科学総合研究所 |
研究代表者 |
久保 義弘 (財)東京都神経科学総合研究所, 神経細胞生物学研究部門, 主任研究員 (80211887)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | IRK2 / CIR / chimera / G-protein |
研究概要 |
心筋の内向己整流性K^TチャネルC2Rと、強い内向己整流性を示すK^Tチャネル 2RK2は、非常に異なった電気生理学的性質を示す。その2点は (1)C2R12、GIRK2チャネルとヘテロマルチマ-を形成するが、IRK2は形成しない (2)C2Rホモ&ヘテロマルチマ-は、G蛋白質β_1γ_2サブユニットで活性化されるが、IRK2は活性化されない。である。 この2つの異なる性質の分子的基盤、すなわちG_2RK_2とのヘテロマルチマ-形成に必須の部位,β_1γ_2による活性化をうけるのに必須の部位を同定するために、C2Rと2RK2の種々のキメラを作成し、その電気生理学的性質を調べた。その結果、GIRK2とのヘテロマルチマ-形成には、C2Rのコア領域が必要十分であること、β_1γ_2による活性化には、N端とC端の個胞内領域が十分であることが明らかになった。
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