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放射圧を用いた生体組織の硬さ計測に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08780839
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 医用生体工学・生体材料学
研究機関桐蔭横浜大学

研究代表者

杉本 恒美  桐蔭横浜大学, 工学部・制御システム工学科, 講師 (80257427)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1996年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードTissue hardness / Radiation force / Viscoelastic model / Voigt model
研究概要

本年度は主に硬さ計測システムの構成を行った。計測システムは放射圧発生系と変位測定系からなる。放射圧発生系は広帯域RFパワーアンプ、凹面振動子、波形生成機(Function Generator)およびトランス等により構成される。変位測定系は超音波振動子、XYステージ、超音波診断装置、AD変換ボード等により構成することができる。
1.生体試料内に放射圧による変形を生じさせるために広帯域RFパワーアンプを用いる。高周波超音波による微小変位を試料内で得るためには、高速高利得でかつ歪みの少ない広帯域RFパワーアンプが不可欠である。本年度はこの広帯域RFパワーアンプを導入した。その結果、振動子に与える入力パワーを増大させても、波形の歪みが少ないため、再現性の良い実験が可能となった。
2.変位変化データを分解能よく長時間測定するために、ロングメモリをもつAD変換ボードを用いる。メモリに蓄えられた大量のデータをHDに高速に転送するには高速インターフェイスが必要である。本年度は高速なSCSIインターフェイスを導入し、処理の高速化およびデータ転送プログラムの改善を行った。
上記のような硬さ計測システムを構成し、比較的新鮮な試料(臓器等)を用いた計測を行う予定である。また従来の手法との比較を行って本手法の有効性を確かめたのち、実験動物を使ってよりin vivoに近い条件での検討を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書

URL: 

公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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