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理工系留学生の科学技術論文作成支援ソフト開発のための基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 08837003
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 談話(ディスコース)
研究機関筑波大学

研究代表者

西村 よしみ  筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (40208228)

研究期間 (年度) 1996 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1997年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード科学技術論文 / 論型・文型 / 発話思考法 / 指導教官の指導 / プロトコルデータ / 推敲過程 / 論型 / 理工系の論文 / 科学技術論文作成
研究概要

本研究の目的は,日本人研究者が書いた科学技術論文を分析し,科学論文の特徴的な記述法,表現機能などを抽出し,日本語科学技術論文の特徴を明確にすることである。最終的には,理工系留学生のために,科学技術論文作成支援ソフトを開発することであるが,本申請の研究は,その前段階に位置付けられるものである。
1.推敲過程のプロトコルデータ収集
博士論文の概要を日本語で作成する留学生の推敲過程を発話思考法によりプロトコルデータを収集した。非漢字圏の理工系留学生は博士論文を英語で書くのが普通であるが,概要や要約は1ページ日本語での記述が義務づけられている。この過程では、英語で書かれた要約を日本語へと翻訳する。専門用語に関しては、日本語に置き換えることができるが、日本語構文への翻訳が難しく、チュータの手で意味が分かる日本語へと変換され、更にその後、教官の朱が入る。この過程を何回か繰り返し最終的に出来上がる。
2.論型・文型の抽出
工学系・理系の学術論文をコピーし、OCRで読みとり、分析を行い、特に要旨、序(はじめに)の部分の論述パターンを取り出した。これは、最終的なまとめまで至らなかった。
3.留学生の記述能力の測定
筑波大学留学生センターで行われるプレイスメントテストの作文課題の文法力と運用能力に関する分析を行った。これは、研究科で最終的に論文を書くときの日本語力を計る基準として用いるために必要である。

報告書

(4件)
  • 1998 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 1998 1997 その他

すべて 雑誌論文 (2件) 文献書誌 (1件)

  • [雑誌論文] 記述式テストにおける言語知識と運用力の測定に関する考察(1)1998

    • 著者名/発表者名
      西村よしみ
    • 雑誌名

      筑波大学 文藝・言語研究(言語篇) 35

      ページ: 103-118

    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [雑誌論文] 日本語学習者の物語文再生における時間表現の概観1997

    • 著者名/発表者名
      西村よしみ
    • 雑誌名

      筑波大学 文藝・言語研究(言語篇) 31

      ページ: 1-22

    • 関連する報告書
      1998 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 西村よしみ: "記述式と選択式テストにおける言語知識と運用能力の測定に関する考察" 文藝言語研究 言語篇. 35. 103-119 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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