研究課題/領域番号 |
08873009
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
財政学・金融論
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研究機関 | 東京電機大学 (1998) 帝京大学 (1996-1997) |
研究代表者 |
鈴木 秀一 東京電機大学, 工学部, 助教授 (30216387)
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研究分担者 |
藤原 英夫 帝京大学, 理工学部, 教授 (90219064)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | 暗号 / 電子マネー / セキュリティー / ネットワーク / 電子商取引 / イントラネット / 電子貨幣 / 公開鍵暗号 / 秘密鍵暗号 / ネットワーク型電子マネー / 双有理幾何学 / 代数幾何学 / 情報セキュリティ / 通貨 |
研究概要 |
平成8年度は、電子貨幣、電子商取引などの基礎的な調査を行い、既存の電子マネーシステムの特徴と問題点を明らかにした。この結果、ネットワーク型の電子マネーは問題点を克服しておらず、ICカード型の電子マネーが先行して流通実験が各所でスタートした。本研究では、平成9年度に電子マネーをターゲットとして、数種類の公開鍵暗号、秘密鍵暗号を開発した。この中の一つは、従来にないまったく新しいアイディアで実現された極めて高速な暗号であった。パーソナルコンピュータで実験しても、100Mbits/secの暗号化速度を達成できた。これは既存の全ての暗号よりも数倍高速な結果である。100BASE-TXのネットワークにソフトウェアのみでリアルタイムに追随できる唯一の暗号である。つまり単なるネットワークを専用回線として活用できる可能性がある。この暗号技術には、国内の企業がスポンサーとしてつき、製品化への道が開かれた。現時点では、特許申請との関係で、ここで技術的な詳細に言及できないが、最終的な報告書には主要な成果として記述する。今後の研究計画では、これを用いて新しい電子貨幣システムの試作品またはモデルを作成する予定である。
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