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ニュートリノ質量の直接測定法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08874017
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関名古屋大学

研究代表者

杉山 晃  名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助手 (80187674)

研究分担者 鈴木 史郎  名古屋大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (50089851)
大島 隆義  名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00134651)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワードニュートリノ質量 / タウ・ニュートリノ / Bファクトリー / タウニュートリノ / 質量の直接測定 / Bファクトリー実験
研究概要

1.τニュートリノ質量の直接測定精度の向上の可能性についての検討
これまでLEP実験により、τ粒子のセミレプトニック崩壊時のハドロン質量とハドロンエネルギーの相関分布を調べることにより約20MeV/c^2の質量上限値が報告されている。近年実験開始となるBファクトリー実験にあってはLEP実験の1〜2桁上回る統計量及び高精度の測定器による質の良いデータが期待されており測定精度の向上が見込まれている。今回の研究では、τ粒子崩壊のモデルに依存しない測定方法としてキネマティクスを完全に解くことを新たに試みた。対生成されるτ粒子が両方ともセミレプトニック崩壊をおこし、その両方のハドロンの4元運動量を決定することによりτ粒子の方向を決定し、そこからニュートリノ質量の上限値を求めることを目指したが、τ粒子の方向の解が一般的に2つでてきてしまうために、その処理をどうするかの検討をしているところである。初期の見積りでは、既成の手法を用いても約10MeV/c^2の上限値を出すことが可能であることがわかった。
2.他のニュートリノ質量の直接測定について
e,μニュートリノの質量直接測定に関しては、現時点で新たなアイディアは浮かんていない。

報告書

(2件)
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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