研究課題/領域番号 |
08875042
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松為 宏幸 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (00026098)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1996年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 反応制御 / 赤外-紫外光二重共鳴 / 選択的振動励起 / 分子振動エネルギー移動 / 光誘起異性化反応 |
研究概要 |
過酸化アルキルラジカル、ハロゲン付加炭化水素ラジカル等比較的長寿命の反応中間体の特定振動モードを赤外パルスレーザーにより選択的に励起する。強制励起に伴う非平衡定常振動エネルギー分布により分子内異性化反応において部位選択性が実現される条件を実験的に確認することを目的とする。 このためOPO光源を用いて、C_1〜C_3アルカン分子のC-H伸縮振動の1位および2位の結合を選択してパルス的(〜10ns)に励起させ、振動・回転スペクトルを光音響分光法(PAS)および赤外蛍光法により測定した。またOPO装置およびPASを用いてCO_2分子内非平衡振動分布および緩和過程を測定した。この測定からこれらの分子における結合帯、倍音帯への選択的励起が非常に高速で(<1ns)行われることが確認された。従って微視的可逆性に基いて異る局所モード間における非平衡定常分布が励起レーザーパルス照射時間内で実現されることが証明された。現在この非平衡定常分布状態にある分子にエキシマレーザーを照射して紫外光分解過程の振動モード依存性の実験を行っている。
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