研究課題/領域番号 |
08875056
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
知能機械学・機械システム
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研究機関 | 東京都立科学技術大学 |
研究代表者 |
福田 収一 東京都立科学技術大学, 工学部, 教授 (90107095)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 感情工学 / 音声 / メッセッジとしての感情 / 特徴抽出 / 時系列 / 周波数分析 / 音階 / 発話者 / 意図理解 / 音声解析 / 時系列解析 / 感情抽出 / 交話 / マハラノビス-田口法 / 色コード / 協調活動支援 / 心情理解 / 大局的、総合的理解 / ディジタル化 / 特徴パターン |
研究概要 |
最近、ネットワーク通信が急激に発達し、それとともに多様化に対応するために協調活動の重要性が増大している。通信を利用して適切な協調活動を行うために、これまであまり考慮されなかった人間的要素が急激に重要となってきた。本研究では、その中でも、とくに感情に焦点をおいた。感情表出には、顔の表情など、いろいろな媒体があるが、対象として2次元であり、比較的解析が容易と考えられる音声を対象にした。 ネットワーク通信はディジタル通信が主流となっている。しかし、現状のアナログ電話は単に情報を伝えるだけではなく、雰囲気を共有できる利点があり、ディジタル電話とは異なる効用がある。本研究では、アナログの音声から、感情の内、意図して、メッセッジとして伝える感情を対象に研究を行った。これは、話し手が、感情を意図して制御して、伝えようとしているので、真の感情(制御できない感情)よりも、特徴抽出が容易であると考えたためである。このような特徴抽出ができれば、それを基礎に、ディジタル通信においても、感情を通信に含めることが可能となると期待される。 研究は、時系列と周波数分析を利用して、周波数のパワーの集中領域に注目して、領域分割を行い、さらにそれを基礎に時系列をチャンクに分割した。そのチャンクのエンベロープについて、波形特徴を分類し、怒りなどを抽出した。また、音声サンプルから「明るい」、「暗い」などの特徴を抽出し、また日本人と外国人の間での相違についても検討を行った。
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