研究課題/領域番号 |
08876044
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
農業土木学・農村計画学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
広田 純一 岩手大学, 農学部, 助教授 (00173287)
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研究分担者 |
八巻 一成 農林水産省, 森林総合研究所北海道支所, 研究員
藤さき 浩幸 (藤崎 浩幸) 岩手大学, 農学部, 講師 (30209035)
土屋 俊幸 岩手大学, 農学部, 助教授 (50271846)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 中山間地域 / 滞在型レクリエーション / グリーンツーリズム / エコミュージアム / 地域活性化 / まち・むらおこし / 農村観光 / 観光レクリエーション / 中山間 / 滞在型レクリーション / 活性化 / むらおこし / 観光 |
研究概要 |
本研究の目的は、都市住民の中山間地域の農山村を舞台とした滞在型レクリエーション(=グリーンツーリズム)へのニーズに応えるとともに、中山間地域の活性化、およびそれを通じた農山村地域の環境保全を図るために、中山間地域の地域資源(自然、歴史文化、人材)をトータルに演出して観光資源として活用する方策を検討することである。 最終年度である本年度は、中山間地域の滞在型レクリエーションの成功事例を比較検討し、その成功要因とともに、地域資源の観光資源としての生かし方のノウハウを探った。その結果、多くの事例は行政主導型であるが、その後の成功の如何は、主として地域住民の主体的参加および地域外の常連客(リピーター)づくりをいかに実現するかにかかっていること、その意味で、観光資源づくりの技術的なノウハウよりは、行政による住民のモチベーションの引き出し方、そして行政と住民の連携による受け入れ体制作りが重要であることが明らかになった。また、各種の施設づくり(宿泊施設、交流体験施設、直売所、農産物加工施設、飲食施設、地域の自然・歴史文化の展示施設等)やふるさと体験ツアーなどは、企画・計画策定段階から地域住民の参画を求めることによって、住民の参加意欲を引き出すことができるので、滞在型レクリエーションの受け入れ体制づくりの手段としても有効であることがわかった。さらに、持続的な滞在型レクリエーションを成立させるためには、宿泊、飲食、体験インストラクションなどについて、地域内の有機的な分業体制を敷くことが重要であることもわかり、成功事例の地域も含めて、今後の課題と言える。
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