研究課題/領域番号 |
08877060
|
研究種目 |
萌芽的研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
珠玖 洋 三重大学, 医学部, 教授 (80154194)
|
研究期間 (年度) |
1996
|
研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
|
配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1996年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
|
キーワード | 原癌遺伝子 / 細胞傷害性Tリンパ球 / 腫瘍拒絶 / ペプチド抗原 / 免疫寛容 |
研究概要 |
1.ヒトc-erbB2遺伝子導入マウス腫瘍細胞で同系BALB/cマウスを感作したヒト及びマウスc-erbB2遺伝子導入腫瘍細胞に対して特異的なCD8^+H-2K^d(マウスMHCクラスI)拘束性キラーT細胞を得ることができた。 2.キラーT細胞の認識ペプチドを、K^dのアンカーモチーフを有するヒト及びマウスc-erbB2由来のペプチドを作製し、検討した。ヒト由来のペプチド、PEP1(第63-71アミノ酸残基)、マウス由来ペプチドPEP1(A)(第63-71アミノ酸残基)、ヒト及びマウス共通のPEP5(第781-789アミノ酸残基)に対して明らかな反応性が認められた。 3.マウス由来PEP1(A)またはPEP5の各々で免疫後マウスc-erbB2導入細胞特異的キラーT細胞が得られた。 4.マウスc-erbB2由来ペプチドPEP1(A)及びPEP5の免疫によりマウスc-erbB2導入同系腫瘍細胞に対するin vivoの腫瘍抵抗性が誘導できた。
|