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サル集団をモデルとした社会性ストレスの生体に与える影響

研究課題

研究課題/領域番号 08877069
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 公衆衛生学・健康科学
研究機関東京大学

研究代表者

石田 貴文  東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (20184533)

研究期間 (年度) 1996
研究課題ステータス 完了 (1996年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1996年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードカニクイザル / ストレス / モルフィン / 免疫能
研究概要

本研究の目的はサルをモデルとして、ストレスの生体に与える影響を明らかにし、現代人類社会へのパースペクテイヴを得ることである。現代社会の抱える問題の中で近年急速に浮上してきたものの一つに社会構造の多様化によるストレスの増大がある。本研究では、ストレスの身体への影響を免疫機能を中心として調べるものである。麻薬常用者において生理機能がいかに変わるかを調べるモデルとして、カニクイザルにモルフィンを長期投与し追跡調査をすると言う研究が以前なされ、そこで用いられたサルの血液を入手した。これらを用いてストレスマーカーのイムノグロブリン、コーチゾルを定量した。
モルフィン投与量により高濃度(6mg/kg)と低濃度(3mg/kg)の2群に分け、血中イムノグロブリン(Ig-G、-M、-A)、コーチゾルの経時的変化を調べた。その結果、投与時初期には一時的にコーチゾルの値は下がるが、次第に上昇し、禁断症状の現れと相関した。また、高濃度群では一貫して低濃度群に比べ高コーチゾル、低イムノグロブリンを呈し、よりストレスにさらされていると考えられた。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] W.S.Ishida et al.: "Changes in serum immunoglobulin levels amung aynomolgus meakeys with long term morphine treatment" Srinagarind Med.J.11-2. 57-63 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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