研究課題/領域番号 |
08877107
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
村上 猛 北海道大学, 医学部, 講師 (50271656)
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研究分担者 |
浦沢 一史 北海道大学, 医学部附属病院, 助手 (00280850)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1996年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 三量体G蛋白質 / β3サブユニット / アミノ酸変異 / 酵母 / Two-hybrid system / 細胞質 / 心臓 / β_3サブユニット / 情報伝達系 / G蛋白質βサブユニット |
研究概要 |
当初網膜からクローニングされ、網膜に限局すると考えられたG蛋白質β3サブユニット(Gβ3)が、ラット心臓の細胞質に多く存在すること(Biochem Biophys Res Commun1995年)、さらにβ-アドレナリン受容体刺激により細胞質から細胞膜画分にTranslocationすること(Biochemical Pharmacology 1999年印刷中)を当研究室は報告した。ラット心臓におけるGβ3homologの存在が米国の研究グループにより示され(Gene 1995年)、さらに、ヒトGβ3のDeletion mutation(dominant gain-of-function)により、Na^+/H^+ Exchangerが活性化され、本態性高血圧症の病因となることがドイツの研究グループにより示唆された (Nature Genetics 1998年)。当研究室は、Gβ3に特異的な塩基配列をプローブとして、magnetic beadsを用いてヒト心臓cDNA Libraryから新しいGβ3Mutantを検索した。その結果、Gβ3Genomeのエクソン7上に8アミノ酸のDeletionをきたす新しいGβ3MUtantcDNAを同定した。また複数のヒト心筋RNAから、RT-PCRにて相応する2本のバンドを認めた。今回同定されたGβ3Deletionのドメインは、Gβγが様々なEffectorとInteractionするDomainで、このDeletionにより、細胞内情報伝達系に重大な異常が起きると予想される。心臓におけるGβ3の主要共役相手であるGγ5とのin vivoでの共発現により、細胞内情報伝達系への影響を検討していく計画である。
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