研究課題/領域番号 |
08877186
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
川崎 誠治 信州大学, 医学部, 教授 (80177667)
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研究分担者 |
川崎 誠治 信州大学, 医学部, 教授 (80177667)
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研究期間 (年度) |
1996 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1997年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1996年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 肝移植 / 免疫抑制剤 / 免疫抑制 / 免疫学的寛容 |
研究概要 |
肝移植のみならず臓器移植術後患者において免疫抑制剤を中止しうるか否かを事前に判断する手段は国内外で確立されていない。本研究では術前にドナーとレシピエントの間で行われたABO血液型、リンパ球クロスマッチ、mixed lymphocyte cultureによって得られる“免疫学的な相性"が、術後経過とりわけ拒絶反応の有無と免疫抑制剤減量の可否に関わる影響について検討した。 その結果、ABO血液型不適合例では、適合例に比べて難治性拒絶反応と胆道合併症の発生率が高く、リンパ球クロスマッチ陽性例では陰性例に比べて難治性拒絶反応の発生率が高いことが明らかとなった。一方、mixed lymphocyte cultureの結果は拒絶反応などの術後合併症に関連性がなく、腎移植におけるそれとは異なることが明らかとなった。
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