研究課題/領域番号 |
08877187
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
清水 慶彦 京都大学, 生体医療工学研究センター, 教授 (00027111)
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研究分担者 |
中村 達雄 京都大学, 生体医療工学研究センター, 助教授 (70227908)
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研究期間 (年度) |
1996
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研究課題ステータス |
完了 (1996年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1996年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | detargent / ECM / 細胞外マトリックス / トリトンX-100 / フィシン / 臍血管 / 羊膜 |
研究概要 |
生体組織はモデルとして、生体を単純化して考えると、細胞外マトリックスの足場に細胞が棲息しているものと看倣すことが出来る。細胞表面には種々の抗原基やレセプターがあるために、細胞成分を含めた生体組織を代用材として埋入した場合、細胞の免疫原性の問題を回避することができない。 細胞外マトリックスは細胞に比べて抗原性が少なく、しかも主に抗原部分をになうテロペプタイドの除去によって、さらに抗原性を低下させることが可能である。ヒトへの臨床応用を考えるとヒト由来へ細胞外マトリックスが最適と考えられるが、死体以外からの組織入手は分娩時の臍帯以外では不可能であろう。そこで新鮮なヒト臍帯からの細胞成分の除去法を確立すべく、SDSや境面活性剤トリトンX-100によるヒト羊膜からの細胞除去を検討し、detargentによる細胞除去は、フィシンなど酵素処理や、凍結法に遜色のない良好な効果があることをつきとめた。なお、この結果は第34回日本人工臓器学会大会において平成8年10月発表した。
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