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日常生活動作が胎児心機能に及ぼす影響の基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08877360
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 看護学
研究機関広島大学

研究代表者

野口 恭子 (1997-1998)  広島大学, 医学部, 助手 (00263674)

斎藤 君枝 (1996)  広島大学, 医学部, 助手 (80274059)

研究分担者 石井 トク  岩手県立大学, 看護学部, 教授 (10151325)
野口 恭子  広島大学, 医学部, 助手 (00263674)
成田 伸  広島大学, 医学部, 助教授 (20237605)
二宮 石雄  広島大学, 医学部, 教授 (80033976)
研究期間 (年度) 1996 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1998年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード胎児 / 心拍数 / mental stress / 妊婦 / 妊婦の姿勢 / 音響刺激 / 心拍
研究概要

本年度はメンタルストレス時の母体と胎児の心拍数の関連を明らかにするため、妊娠37〜40週の正常妊婦11名を対象に母体と胎児の瞬時心拍数と胎動を同時に記録した。メンタルストレステストは数値の連続加算を5分間行うものとし、テスト施行前5分間とテスト施行中の5分間、テスト終了後5分間の3区間で瞬時心拍数と胎動を比較した。母体へのメンタルストレステスト施行前・中・後で胎児のstateが変化したものはなく、3区間において胎動回数にも有意差はなかった。
メンタルストレステスト施行前・施行中・終了後の母体の平均瞬時心拍数を比較すると、メンタルストレステストによって心拍数が変化し、終了後にテスト施行前の状態に戻る傾向を示したのは11例中9例であり、うち5例は心拍数が上昇し、4例は下降した。一方胎児では、11例中9例が母体のメンタルストレステスト施行前より施行中において瞬時心拍数は下降したが、テスト終了後に施行前の状態に戻る傾向を示したのは5例であり、いずれも母体心拍数がメンタルストレスによって有意に上昇した例であった。メンタルストレスによって母体の瞬時心拍数が上昇した5例では、胎児の瞬時心拍数は母体へのメンタルストレステスト時に有意に下降し、テスト終了後は上昇するという母体と逆の変化を示したが、母体と胎児の心拍数変化率は正の相関を示した。その他の例では母体と胎児の心拍数変化率に相関は認められなかった。

報告書

(3件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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