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看護用語シソーラス基本モデルの作成

研究課題

研究課題/領域番号 08877363
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 看護学
研究機関大阪府立看護大学

研究代表者

中崎 啓子  大阪府立看護大学, 看護学部・看護学科, 教授 (50264825)

研究分担者 高野 順子  高知医科大学, 医学部・看護学科, 教授 (00226804)
研究期間 (年度) 1996 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードシソーラス / ICNP / データベース / 階層関係 / 階層分類 / 検索 / 同義語 / 関連語 / パソコン / 複合語 / 部分検索 / 階層 / 標準化 / 看護 / シソ-ラス / 分類 / 上位語 / 下位語
研究概要

本研究の目的は看護の基本用語についてパソコンを利用したシソーラスモデルを作成すること、および、シソーラス構築にパソコン利用が有効であるか否かを検討することである。用語はICNP(InternationalClassification for Nursing Practice:国際看護婦協会)、看護学学術用語(日本看護科学学会看護学学術用語検討委員会)から収集した語2309語に最近の看護科学会誌より収集した用語を加え3489語を収集し、市販のデータベースソフトACCESS97に日本語用語(検索語),英語、出典、コード、大分類,参照の6フィールドの構成で搭載した。平成9年パイロットスタディーを行い、階層構造をもつシソーラス作成を試みたが、階層関係が一義に定まらず複雑になるため、本モデルでは階層分類は行わず、同義語、上位語、下位語、関連語等は一括して参照フィールドにまとめて表示した。特別のプログラム開発は行わず、データベースの検索機能の一つであるパラメータクエリーを用いて検索し、用語の相互関係は検索結果を見て利用者が判断することとした。従って、利用者には多少の看護知識が要求されることとなった。データベースを用いたメリットは(1)普及したソフトなので誰でも容易に利用できる、(2)プログラム開発の必要がなく、構築とメンテナンスが容易、(3)ワイルドカードの利用など検索機能が充実しておりデータの汎用性が高い、(4)インターネットを利用した発展が期待できる等々である。デメリットは(1)利用者に看護知識が多少必要である、(2)登録用語が増えると検索結果が増し一目で確認できないため判断が難しくなることである。デメリットはあるものの、本モデルは現状でシソーラスとして利用可能であり、将来の標準的な看護用語シソーラスの構築に役立つものと思われる。

報告書

(3件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中崎啓子: "看護基本用語シソ-ラスの試作" 第17回医療情報学連合大会論文集. 558-559 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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