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等価変換に基づく知識処理システム構築方法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08878045
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 知能情報学
研究機関北海道大学

研究代表者

赤間 清  北海道大学, 大学院工学研究科, 助教授 (50126265)

研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1996年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード等価変換 / ルールの自動生成 / 知識処理 / 制約 / 否定 / モジュラー性 / 自然言語理解 / 最良優先探索 / 宣言的プログラム / システム構築法 / エクスパンド変換
研究概要

本研究の目的は、「ルールを基礎としたプログラムの等価変換」という新しい計算パラダイムを用いたシステム構築方法を確立することである。
本研究は、(1)等価変換の基礎理論の構築、(2)ルールの自動生成法の提案、(3)知識処理システムの試作からなる。(1)では、まず、否定を表現し、正しく計算するための基礎理論を与えた。本研究では,新たに「制約」を確定節のボディに導入して,「制約つき宣言的記述」のクラスを提案した.また負制約という概念を導入し、否定のための十分な表現力を得ることができた.次に、負制約の等価変換のための基礎的な理論を与えた.これらの理論に基づいて、プログラミング言語ETCに否定を導入し、否定の計算が正しく行なわれることを確認した。
(2)では、仕様から等価変換ルールを生成する基礎理論を作り実験システムを構築した.本研究の方法は、メタルールを利用した等価変換によってルールの生成を行なうものである。これは従来のunfold/fold変換と異なり、ルールがモジュラー性を持つ。これによって、大規模なルール生成システムを構築する可能性が開けた。(3)では、提案したシステム構築方法を、自然言語理解、最良優先探索、パズルの解法、などに適用してその有効性を確認した。

報告書

(2件)
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] 赤間 清: "論理プログラムの等価変換による問題解決の枠組" 人工知能学会誌. 12,4. 90-99 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 畑山 満美子: "等価変換ルールの追加による知識処理システムの改善" 人工知能学会誌. 12,6. 861-869 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 赤間 清: "特殊化システムの拡張による知識表現系の変更" 人工知能学会誌. 13.1. 341-349 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 赤間 清: "″解なし″問題の抽象化による解法のための基礎理論" 電子情報通信学会論文誌. (発表予定).

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 赤間 清: "項領域における包含制約の等価変換" 人工知能学会誌. (発表予定).

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 赤間 清: "マルチセット領域上の等式制約の等価変換" 人工知能学会誌. (発表予定).

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 川口 雄一: "クラスと部分構造を持つ対象の表現と計算" 人工知能学会誌. 12・1. 48-57 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] 赤間 清: "論理プログラムの等価変換による問題解決の枠組" 人工知能学会誌. 12・2. 90-99 (1997)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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