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インターネットにおけるWWW利用のマルチメディアによる新教育システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08878053
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関九州大学

研究代表者

大月 信男 (大月 伸男)  九州大学, 工学部, 助教授 (60127991)

研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードインターネット / WWW / マルチメディア / 教育
研究概要

本研究は2ヶ年計画であり、本年度は最終年度の2年目にあたる。当初の計画どおりに、インターネット技術であるVRMLやJAVAを利用した講義システムを開発し、そこに講義資料や問題や課題を準備し、学生はWWWページからその日の講義内容を把握し、その資料を参考にしてコンピュータを操作し、課題を解くという、3D CGソフトウエアを使用した多くの図形科学教育が行えた。そして、現状のコンパスと三角定規での作図による図学講義を、コンピュータ上の仮想空間での教育に置き換えるために市販の多くの3次元CGソフトを試して基礎データを集めてきた。その結果、現在流通しているコンピュータ上の3次元CGソフトウエアは十分に図学講義に使用できる能力は持っているが、インターフェースについては十分とはいえず、これらの市販ソフトはこれからの図学教育の目的となるであろう学生の仮想空間認識能力の向上と3次元CG・CADソフト利用のための基礎知識や基礎技術養成に最適とは考えられない結果となった。さまざまなインターフェースが乱立しており、投影法の解釈にも統一性がなく、それらのソフトを利用した確立した教育法が見えてこないのである。これらのインターフェースの一例については、日中国際会議にて発表を行った。現在、コンピュータ上の仮想空間における図学教育に最適なインターフェースに関して図学という立場からの提案を行う予定にしている。そのもっとも基礎になるコンピュータの仮想空間における空間操作インターフェースについて今回の研究結果をもとに国際学会にて発表予定である。

報告書

(2件)
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] N.Ohtsuki: "Case Study of Education for Descriptive Geometry Using 3D CG Software" Proceedings of The 3rd China-Japan Joint Conference on Graphics Education. Vol.1. 222-227 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] N.Ohtsuki,D.R.Short,S.Nagae,K.Irie,T.Ezaki: "Development of a System for Delivering the MCT (Mental Cutting Text) Using the WWW (World Wede Web) on the Internet" Proceedings of The 7th International Conference on Engineering Computer Graphics and Descriptive Geometry. Vol.2. 589-592 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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