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カルシトニン受容体の多様性とカルシトニン及び類縁ペプチドの生理作用研究

研究課題

研究課題/領域番号 08878103
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 機能生物化学
研究機関静岡県立大学

研究代表者

野沢 龍嗣  静岡県立大学, 食品栄養科学部, 教授 (70053163)

研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1997年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1996年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードウナギ脳 / カルシトニン受容体 / エルカトニン / 受容体 / ヒト胎盤cDNA / 白血病細胞株 / RACE法
研究概要

生体内のカルシウム濃度維持に関与するホルモンの1つのカルシトニン(CT)は骨粗鬆症の治療薬として使用されている。CTは32のアミノ酸からなるペプチドホルモンで哺乳動物から魚類と広い生物種に分布しているが、人のCTよりも魚類のCTが数十倍効果が高く、治療薬としてはウナギや鮭のCTが専ら用いられている。ウナギCT(エルカトニン)は患者の骨塩量の増加の他に、鎮痛作用も発揮する。今年度はウナギ脳からエルカトニン受容体遺伝子をクローニングして受容体構造を決定し、人の受容体構造と比較して作用の違いを説明すると同時に、鎮痛作用についても考察することを目的として研究した。
ウナギCT受容体遺伝子をクローニングするために、既にクローニングされているヒト、ラット、マウスおよびブタCT受容体遺伝子配列から良く保存されている領域を選んでsense primer DNAを、またpoly A領域からantisense primer DNAを設計して、新鮮なウナギ脳から抽出したtotal RNAを鋳型として、RT-PCRを行った。ある組み合わせのprimersを用いた時、予測された大きさのcDNAが増幅された。次に、新鮮ウナギ脳total RNAからmRNAを精製し、cDNAを合成して、cDNAライブラリー(λgtll)を作成した。増幅されたcDNAをprobeとしてウナギCT受容体遺伝子クローンを探索中である。

報告書

(2件)
  • 1997 実績報告書
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 山田 嘉恵, 他: "ヒト組み換え食細胞カルシウム結合蛋白質MRPの生理活性" 日本細菌学雑誌. 53・1. 121 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 久留戸涼子・ 野沢龍嗣: "ClEBPによる食細胞カルシウム結合蛋白質MRP14の遺伝子発現制御" 日本細菌学雑誌. 53・1. 121 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] Nozawa, R. et al: "Susceptibility of mice to bacterial and fungal intections----" J. Pharm. Pharmacol.48 (1). 64-67 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Shouji, Y., Nozawa R. et al: "Seroprevalence of Helicobactor pylori infection in patieuts with ----" Microbiol Immunol.40 (7). 499-503 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] Ueno, T. et al: "Monoclonal antibodies to rabbit hepatocyte myosin that----" J. Gastroenterol. Hepatol.11. 223-229 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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