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造血幹細胞に存在すると考えられる細胞休眠因子の探索

研究課題

研究課題/領域番号 08878120
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 細胞生物学
研究機関筑波大学

研究代表者

徳元 康人  筑波大, 基礎医学系, 助手 (70261170)

研究期間 (年度) 1996 – 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1997年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1996年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード造血幹細胞 / 自己複製 / 休眠因子 / ストキャスティックモデル
研究概要

造血幹細胞は増殖分化能は保持しているものの、その大部分はG_0期にある。現在最も支持されているストチャスティックモデルによれば造血幹細胞の運命は外部からの誘導に関わり無く造血幹細胞の自立的な選択にゆだねられているという。もしこの仮説が正しいのならば造血幹細胞の中にはその分化増殖能を休眠させるよう細胞因子が存在するはずである。本年度は1)500個のLy5.1c-Kit+Sca-1+Lin-細胞を致死量放射線照射したLy5.2マウスに移植後、経時的にマウスを殺し骨髄と脾臓における造血幹細胞の自己複製をin vivoで確認した。2)c-Kit+Sca-1+Lin-細胞よりRNAを抽出し、5′側にあるcap構造を利用して完全長のmRNAがPCRで増幅できる系を確立した。現在このようにして増幅したmRNAを用いて発現ベクターライブラリーを構築中である。このライブラリーが完成し次第、培養細胞にトランスフェクトしてスクリーニングを開始する予定である。

報告書

(1件)
  • 1996 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] M.Osawa: "In vivo self-renewal of c-Kit+Sca-1+Linlo/-hematopoietic stem cells." J.Immunol.Vol.156. 3207-3214 (1996)

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書
  • [文献書誌] M.Osawa: "The hematopoeitic stem cell." Weir′s Textbook of Experimental Immunology.(in press),

    • 関連する報告書
      1996 実績報告書

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公開日: 1996-04-01   更新日: 2016-04-21  

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