研究課題/領域番号 |
08J05327
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
環境動態解析
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
溝端 浩平 東京海洋大学, 海洋科学部, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
2009年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2008年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 北極海 / 海氷 / 海洋循環 / 国際極年 / 衛星リモートセンシング / 基礎生産 / 熱フラックス / みらい / おしょろ丸 |
研究概要 |
近年、北極海では夏期における海氷面積が激減している。この海氷減少は海氷循環および海洋循環を変化させ、さらに海洋生態系に対しても影響があると指摘されている。本研究では、海氷-海洋循環の激変を引き起こすトリガーである太平洋水に着目し、船舶観測および衛星リモートセンシングを用いて、北極海へ注入される太平洋起源の海洋熱を明らかにした。具体的にはベーリング海峡から北極海への、太平洋水の流量および熱フラックスを推定する方法を開発した。推定された熱フラックスは現場観測結果とも整合性があり、今後の西部北極海における海洋熱の変動を理解する上で重要な指標である。また北極海海氷-海洋循環モデルの境界条件としても有用であり、すでに他の研究機関において利用されている。 また2008年・2009年に西部北極海(チャクチ海・ボーフォート海)において、海洋観測を実施し、近年の海氷-海洋循環の変化が海洋基礎生産場をも変化させている兆候を捉えることに成功した。
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