研究課題/領域番号 |
08J06835
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
数学一般(含確率論・統計数学)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中岡 慎治 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 特別研究員(PD)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2010年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2009年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
2008年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | 微生物生態系 / 免疫系 / ガン / 個体群ダイナミクス / 数理モデル / 微分方程式 / シミュレーション / 数理生物学 |
研究概要 |
研究内容・意義と重要性 本研究では微生物生態、免疫系、ガンといった環境・医療において重要な生命現象をターゲットにし、これら生命現象に共通する資源競争、個体の成長といった細胞レベルでの基本動作や性質の理解を目指している。本年度は、昨年に引き続いて免疫系の数理研究を中心に研究を進めた。具体的に取り組んだ内容は、次の3つの課題である:(1)造血幹細胞の個体群ダイナミクス研究(2)一細胞計測系に対する数理モデル構築(3)腸内微生物による複雑代謝ネットワークの数理モデル構築。本課題は、定量的測定実験をベースに理論を構築した融合型研究と位置づけられ、異分野融合研究を促進し、生命科学の諸分野にも応用できるような枠組みを作り上げていく第一歩と位置づけられる。この課題に関する研究報告を国内で4回、国内外の国際会議で7回行った。中でも、第3回日中数理生物学コロキウムでは招待講演者として発表した。 研究費使用の主な内訳 情報収集と研究打ち合わせのため、免疫系と数理生物学・システム生物学における国内の関連する学会や研究集会へ参加し、得られた研究成果の発表などを行った。シミュレーション研究を実施するために計算専用コンピューターと研究に必要となる各種書籍を購入した。
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