研究課題/領域番号 |
09041041
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 大学入試センター |
研究代表者 |
藤井 光昭 大学入試センター, 副, 所長・教授 (70016343)
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研究分担者 |
石塚 智一 大学入試センター, 研究開発部, 教授 (00168238)
岩坪 秀一 大学入試センター, 研究開発部, 教授 (20141997)
柳井 晴夫 大学入試センター, 研究開発部, 部長・教授 (60010055)
荒井 克弘 大学入試センター, 研究開発部, 教授 (90133610)
小野 博 大学入試センター, 研究開発部, 教授 (10051848)
繁桝 算男 東京大学大学院総合文化研究科, 教授 (90091701)
藤芳 衛 大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (20190085)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
10,200千円 (直接経費: 10,200千円)
1999年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1998年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1997年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
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キーワード | SAT / AAP / 大学入学後の成績 / 総合試験 / LFT / CSAT / MCAT / TMS / 大学入試後の成績 / ETS / PET / CBT / 高等学校卒業試験 / カリキュラム改革 / QCSテスト / テスト結果の等化 / 興味検査 / アメリカの入学者選抜の動向 |
研究概要 |
平成9年度から11年度にかけて、海外の大学入試試験について調査を行った結果、総合試験に相当する試験(以下、総合試験と呼ぶ)は、大きく次のように2つに分類されることが明らかになった。 A:大学での学習に必要とされる基礎的能力を測定する試験(特定教育課程に準拠しない) このタイプの総合試験は、 A1)いくつかの科目に共通する能力を測る試験ーSAT I(米国)、PET(イスラエル)、CSAT(韓国) A2)特定の分野へ進学するための能力・適性を測る試験ーTMS(ドイツ、スイス)、MCAT(米国) B:教育課程で学ぶ個別科目に準拠して作成される問題 B1)いくつかの科目を問題が混合されている問題(科目混合型)ーLFS(フィンランド) B2)いくつかの科目の内容を融合させた形からなる試験(科目融合型)ーCSAT(韓国)の一部 このように今回の調査対象となった総合試験は、タイプB)に比してタイプA)の方が多いことが判明した。 上記の結果を受けて、日本における総合試験導入の可能性については次のような考察を行った。 (1)B1タイプの科目混合型の総合試験は各大学の入学試験や大学入試センター試験において、適切と判断されれば、導入は可能と考えられる。 (2)今回調査した範囲では、CSATの一部の問題を除いては、B2タイプに含まれる科目融合型の試験は見出されなかったが、科目融合型試験には過度の知識が必要とされず、教科科目の内容に特定されない問題項目を作りやすい等、種々のメリットもあり、今後研究を重ねて開発していく必要があろう。
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