研究分担者 |
勝見 允行 国際基督教大学, 名誉教授 (10052242)
佐野 浩 奈良先端科学技術大学, 教授 (20178809)
佐野 浩 奈良先端科学技術大学院大学, 教授 (27108809)
三浦 清 北海道大学, 農学部, 助教授 (50001459)
平塚 保之 アルバータ州立大学, 教授
水上 広志 ウエイン州立大学, 教授
庄司 太郎 国際基督教大学, 名誉教授
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配分額 *注記 |
14,600千円 (直接経費: 14,600千円)
1999年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1998年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
1997年度: 5,900千円 (直接経費: 5,900千円)
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研究概要 |
本研究は北米西欧,ウラジオ,日本に生育するCYP属の生育調査と進化の系統性を見るためのDNA,解析各国の増殖技術の現況を調査することが目的である。3年間の調査地域(回数)と調査種は次の通りである。カナダロッキー山脈周辺(2回)北米五大湖周辺オレゴン,ミシガン(7回)カナダプリンスエドワード,フアリアックス(1回)西欧イギリス,スイス(2回)ロシアウラジオ周辺(1回)である。調査は北米8種北欧8種,西欧2種,ロシア5種,日本8種であり,これらの個体測定,生育環境調査,DNA解析のためのサンプル収集をおこなった。DNA解析の結果,ウラジオ-日本-北米への進化の系統性が認められた。日本とロシアスイスイギリスのcalceolusはDNA解析の結果礼文,北見とも日本の在来種であることが判明した。増殖技術については,アメリカで一部の種について種子培養をおこなって,販売しているものがあり,技術的には日本より進んでいる。我々もレブンアツモリソウアツモリソウ属について幼茎の形成は成功したが,開花までかなりの年月を要すると思われる。
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