研究課題/領域番号 |
09041153
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 学術調査 |
研究分野 |
生物生産化学・応用有機化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
磯部 稔 (磯辺 稔) 名古屋大学, 農学部, 教授 (00023466)
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研究分担者 |
SOYTONG Kase キンモク工科大学, 農学部, 助教授
KANOKMEDHAKU ソムデイ コンケン大学, 理学部, 助教授
BUSSARAWIT S プーケット海洋生物学センター, 海洋生物学研究員
SUWAN Sarhor チュラロンコン大学, 科学技術研究所, 主任研究員
市川 善康 名古屋大学, 農学部, 助教授 (60193439)
SOMCHAI Bussarawit Phuket Marine Biological Center, Marine Biologist
SWAN Sathorn Scientific and Technological Research Equipment Center, Chuylalongkorn Universit
SUWAN Sarhom チュラロンコン大学, 科学技術研究所, 主任研究員
SUWAN Sathor 名古屋大学, 農学部, リサーチアソシエイト
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
8,100千円 (直接経費: 8,100千円)
1998年度: 3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
1997年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
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キーワード | 生物発光 / 発光イカ / ギボシムシ / マレーシア / タイ / ヒカリウミエラ / ペプタイオボール / 発光生物 |
研究概要 |
生理活性物質や構造の知見は最近では、海洋化学としてより新規な化合物の探索が行われ、きわめて大きな成果を挙げている。本研究では、海洋生物発光物質の新発光素子の探索・沖縄の発光イカ・ギボシムシなどの発光素子と発光機構の解明を目的としている。 H10年度は、年度当初から合計5名の共同研究が来学し、熱帯地域で強い活性をもつ微生物起源の異常ペプチドについて構造研究を進めた。特にペプタイボールの分離困難な混合物をトリプルマススペクトル(Q-TOF)を用いて構造解析を進めた。発光物質に関連して発光ウミエラの成分として緑色蛍光物質を抽出し、発光タンパクの探索を行った。 南タイのアンダマン海の海洋調査に合流して、深海の発光生物の調査と採集を行った。熱帯特有の発光生物(発光イカ・ヒカリウミエラなど)を調査し、発光器官の採取方法を検討した。調査船にCCDスペクトルメーターや携帯型液体クロマトグラフ装置などを持ち込んで、海ホタルや発光ウミエラ、ヒトデの発光スペクトル測定を行い、その他多数の発光生物種を確認した。沖縄南西海域のトビイカなど発光生物の発光物質との比較のため沖縄での調査・採集も行った。 本研究を通じて総合的な共同研究ネットワークを形成することができた。
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