研究課題/領域番号 |
09044014
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 国立学校財務センター |
研究代表者 |
市川 昭午 国立学校財務センター, 研究部, 教授 (00000050)
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研究分担者 |
吉本 圭一 九州大学, 大学院・人間環境学研究科, 助教授 (30249924)
小林 雅之 東京大学, 大学総合教育研究センター, 助教授 (90162023)
金子 元久 東京大学, 大学総合教育研究センター, 教授 (10185936)
吉川 裕美子 学位授与機構, 審査研究部, 助教授 (80282903)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 15,600千円)
1999年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1998年度: 4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1997年度: 5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
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キーワード | 高等教育政策 / 国際比較 / 高等教育財政 |
研究概要 |
本研究は、知識社会化、グローバル化の中で大学のガバナンス、財政が現在どのような問題をもち、またそれがどのように変化していくのかを、OECD大学経営プログラム(IMHE)と協力しつつ、国際比較を通じて明らかにしようとするものである。日本側メンバーによる国際調査、および主要 OECD 諸国からの共同研究者をまじえての国際ワークショップの開催などを通じて、以下の点を明らかにした。 第一に大学のガバナンス、財政は OECD 諸国において共通の課題であり、各国において様々な方向での改革が模索されている。 第二に、OECD 諸国を比較すると、ガバナンスについては、「国家施設型」および「コーポレート型」という二つの類型が存在する。フランスおよびドイツの大学、および日本の国立大学は前者にあたる。 第三に、現在、とくに問題が生じているのは、国家施設型の形態であるが、その改革については、法的、財政的にきわめて多様な問題が生じる。とくにドイツと日本の間においては、そうした問題にきわめて強い共通性が見出される。
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