研究課題/領域番号 |
09044039
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東海学園大学 (1999) 法政大学 (1997-1998) |
研究代表者 |
下川 浩一 東海学園大学, 経営学部, 教授 (70061075)
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研究分担者 |
藤本 隆宏 (藤村 隆宏) 東京大学, 経済学部, 助教授 (90229047)
西村 清彦 東京大学, 経済学部, 教授 (70164580)
BROWN Jonath Brighton University Business School, 教授
CHU Wujin Seoul National University Faculty of Bus, 助教授
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
9,000千円 (直接経費: 9,000千円)
1999年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1998年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
1997年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
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キーワード | 自動車流通システム / 顧客満足度 / インターネット情報革命 / ディーラー / フランチャイズ統合 / 情報サービス / 流通経路 / 流通コストの国際比較 / 自動車流通 / e-Commerce / 情報プロバイダー / オートバイテル / ディーラーフランチャイズ / ビジネスモデル / 自動車販売流通 / フランチャイズ方式 / 在庫販売 / オートネーション / 受注生産 |
研究概要 |
この研究ではディーラーフランチャイズシステムが国際的にどう変貌することになるのかを展望し、ディーラーもしくは韓国のような直営店方式の流通販売システムの問題点を比較考察する。そのために小規模フランチャイズディーラー経営の限界や訪問販売の問題点、自動車メーカーとの取引関係から発生する流通在庫や小売り段階での基準の定まらない値引き販売の実施と問題点などを明確にしようとした。 第2年度においては自動車販売流通に大きな変化が起こりつつある北米を焦点に、ビックスリー及び日本自動車メーカーのこれに対する新たな対応と、他方における自動車流通を担ってきたフランチャイズディーラーの動きとフランチャイズ方式の今後の推移について調査を行った。 新しい変化とは、インターネット情報革命とこれまでのフランチャイズディーラーを統合したオートネーション、カーマックスなどのチェーン方式のビッグストアの登場であるが、その実施とこれについてのメーカーとディーラーの評価、ならびに新興勢力を支援している証券アナリスト、そしてこの分野に詳しい専門マーケティング学者のヒヤリングを行った。さらに韓国及び欧州についても、フランチャイズ方式と情報革命活用の直接販売の試みについて調査を行っている。このほかメーカーとディーラーの取引関係の中で、在庫販売と受注生産の関連、取引在庫の管理についても研究を進めた。 さらに3年度においては次のような研究調査に取り組んだ。 世界的なインターネットによるe-Commerceの発展は先進国の自動車流通における変革に益々拍車をかけている。この年度はアメリカにおける自動車メーカーにおけるe-Commerceに対する戦略とディーラーフランチャイズの変貌、さらにオートバイテルを始めとする情報プロバイダーの動向についての調査を実施するとともに、これまでの研究成果のとりまとめを行った。
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