研究課題/領域番号 |
09044067
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
自然災害科学
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研究機関 | 電気通信大学 |
研究代表者 |
早川 正士 電気通信大学, 電気通信学部, 教授 (80023688)
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研究分担者 |
芳原 容英 電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (10303009)
島倉 信 千葉大学, 工学部, 教授 (00009721)
太田 健次 中部大学, 工学部, 教授 (10131161)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
9,500千円 (直接経費: 9,500千円)
1998年度: 4,500千円 (直接経費: 4,500千円)
1997年度: 5,000千円 (直接経費: 5,000千円)
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キーワード | VLF放射 / 地磁気脈動 / 地震VLF波 / 地震予知 / ULF放射 / 地震ULF波 |
研究概要 |
地震の短期予知では電磁気現象が最も有力な候補であることが近年示されている。色々な周波数での前兆現象のうち、歴史は浅いが、大変有望なものがULF放射である。本研究では地震ULF波に関する信頼出来るデータを蓄積し、その発生・伝搬桟構を解明することを目標としている。 本年度の研究対象は(1)トーション磁力計の更なる改良と信号処理システムの開発及び(2)日本国内(伊豆、千葉)でのULF観測の継続とデータ収集である。先ず、国内の地震活動の高い伊豆、千葉地方には、距離5〜10km離れた三点での微分型アレイが設置され、観測を続けている。伊豆の群発地震の際には地震の前兆と考えられるULF信号が検出されている。特に、我々が発見したZ/H(Z、Hは磁界の鉛直成分と水平成分)を用いると地磁気脈動と地震ULF波との分離が容易になることが判明した。更に、世界の多くの大きな地震(グァム、ビィアクなど)に対して同様の解析から前兆ULF波が検出されている。特に、フラクタル解析をはじめて駆使したが、この信号解析も震源でのself-organized criticalityを調べるのに極めて有用であることがわかった。更に、伊豆地方でのULF観測に基づいて前兆信号の場所を同定する方位測定も行いつつあり、近々その結果が出ることを期待している。
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