研究課題/領域番号 |
09044090
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
物性一般(含基礎論)
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
季村 峯生 (木村 峯生) 山口大学, 医療技術短期大学部, 助教授 (00281733)
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研究分担者 |
ZYGELMAN B. ネバダ大学, 物理学科, 準教授
DALGARNO A. ハーバード大学, 天文学科, 教授
島倉 紀之 新潟大学, 理学部, 教授 (40111314)
島村 勲 山口大学, 理化学研究所・原子物理, 副主任研究員 (30013709)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1997年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 原子衝突 / 原子ダイナミックス / ボース・アインシタイン縮退 / Bose-Einstein Condersation / ボース・アインシュタイン縮退 / Rnse-Eihctein Condention / ボ-ス・アインシュタイン縮退 / Bose-Einstein Condensation |
研究概要 |
Dalgarno教授、Zygelman教授及びDagarno教授の共同研究者であるStancil博士らと共同でmeVより低い極低エネルギーにおけるイオンや原子-原子衝突による非弾性散乱過程、特に電荷移高とスピン変換過程を精度よく取り扱える理論の枠組みを整備した。そしてその理論に基づき、幾種かの衝突系について具体的な計算を実施した。特に極低エネルギーでの原子衝突は分子表示の抽象が正しいと考えられ、この表示の場合electron translation factor(ETF)をどのように理論に取り入れるかが大きな問題となっている。我々はこのETFの取り扱いについて近似的な解を提唱した。本研究で取り扱った衝突系は、Si4+He,H+F,Si2++He,Al2++H,C^<2+>+H等で研究の成果は論文、国際・国内学会発表で報告した。また、Dalgarno、Stancil、季村はGEC等の国際学会で招待講演を行った。ここで研究した衝突系は天体物理、医療物理、核融合等の応用分野で重要な役割をはたしている素過程であり、衝突系の衝突ダイナミックスの知見、電荷移行断面積等のデータが早急に必要とされている。さらに上記したいくつかの衝突系における我々の電荷移行過程についての研究に触発され、実験的断面積測定が行われ、我々の理論の精度についての検証が可能となった。Bose-Einstein Condensationにおける原子衝突を取り扱うための基礎衝突データの蓄積を行った。
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