研究課題/領域番号 |
09044113
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
物理学一般
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研究機関 | 理化学研究所 |
研究代表者 |
島村 勲 理化学研究所, 原子物理研究室, 副主任研究員 (30013709)
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研究分担者 |
崎本 一博 宇宙科学研究所, 助手 (60170627)
島倉 紀之 新潟大学, 理学部, 教授 (40111314)
市川 行和 宇宙科学研究所, 教授 (20013667)
小池 文博 北里大学, 医学部, 助教授 (90095505)
中崎 忍 宮崎大学, 工学部, 教授 (70041001)
MCCANN J.F Durham大学, 講師
CROTHERS D.S Queen's大学, 教授
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1998年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | 原子過程理論 / 原子衝突理論 / 多価イオン / イオン・原子衝突 / 電子・イオン衝突 / 原子過程 / 原子衝突 / 原子過程論 |
研究概要 |
1.英国側との共同研究として以下の成果があった。 (1)多価イオンの1例としてヘリウム様イオンS XVその他の電子衝突による励起断面積をR行列理論により相対論効果まで含めて計算し、等電子数系列に渡っての振る舞いをつぶさに調べた。 (2)多価イオンの他の例としてCa様イオンFe VIIと電子との衝突による励起断面積もR行列理論により計算し、他の場合と比較検討した。 (3)近年非常な興味を引いている多重励起hollowアトムの一種、3重励起Liの光電離をR行列理論により詳しく計算し、実験との比較により、新しい物理を解析した。 (4)負電荷粒子と原子との衝突過程の特殊な物理学を研究する目的で、反陽子と原子との衝突による反陽子原子生成の計算を古典軌道モンテカルロ法により詳しく計算し、解析した。 (5)特殊な衝突系として、磁場中での低エネルギーイオン・原子衝突の理論を定式化し、計算した。 2.日英セミナー「原子分子過程」を平成11年7月30日〜8月1日に理研で行い、共同研究の成果を発表、討論するとともに、それ以外の日本および英国側の研究発表も含め、今後の共同研究の進展について討論した。
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