研究課題/領域番号 |
09044132
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
計算機科学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
蔡 東生 筑波大学, 電子・情報工学系, 助教授 (70202075)
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研究分担者 |
デシック ビクター UCLA, 理学部, 教授
ドーソン ジョン UCLA, 理学部, 教授
西河 謙一 ルイジア州立大学, 理学部, 助教授
伊藤 利明 徳島大学, 総合科学学部, 助教授 (60201927)
池辺 八洲彦 会津大学, コンピュータ理工学部, 教授 (10114034)
DAWSON John UCLA,Dept.of Physics Prefessor
DECYK Victor K. UCLA,Dept.of Physics Prefessor
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1998年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | データ並列 / タスク並列 / HPF / MPI / 並列 / 粒子コード / Scalability / Parallel Efficeincy |
研究概要 |
High Performance Fortran(HPF)は並列計算機においてポータビリテイを第一に考えられたデータ並列型計算向きの高級言語であり1993年に最初のバージョン・ドラフトが発表されている.High Performance Fortranは全てのFortran90の機能にFORALL、INDEPENDENTなどのデータ並列ループ、データアラインメントとデータの分配機能が加わっている。しかし現実には並列I/Oがない、メッセージパッシング機能がない、非正規的計算をしづらい、非データ並列的計算がしづらいなどの欠点が指摘されている。データ並列計算パラダイムに対して、タスク並列計算パラダイムをサポートするライブラリ集としてメッセージパッシング言語が考えられる。メッセージパッシングパラダイムはすでにデータ並列パラダイムに十分対比しうるパラダイムに成長しており、移植性を考慮してMessage Passing Interface(MPI)が1992年に提案され、その最初のバージョンが1994年にSupercomputing'93で発表されている。現実に並列科学技術計算をしようとした場合常にデータ並列かタスク並列本研究ではHPFにおいてどのように効率よくタスク並列計算とHPFタスクをカップリングさせるべきかを議論し並列計算クラスターで簡単な実装研究を行った
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