研究課題/領域番号 |
09044167
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
生物・生体工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
室岡 義勝 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60029882)
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研究分担者 |
BAYANI Espir フィリピン大学, 生物工学研究所, 助教授
MADE Sri Pra インドネシア国立科学研究所, 所長
小沢 隆司 大阪府立大学, 農学部, 助教授 (20152481)
南澤 究 東北大学, 遺伝生態研究センター, 教授 (70167667)
東 四郎 鹿児島大学, 理学部, 教授 (60041216)
PRANA Made Sri LIPI,Head
ESPIRITU Bayani UPLB,Assoc.Prof.
ESPIRITU Bay フィリピン大学, 生物工学研究所, 助教授
SRIPRANA Mad インドネシア国立科学研究所, 生物工学センター, 所長
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
12,300千円 (直接経費: 12,300千円)
1998年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1997年度: 6,700千円 (直接経費: 6,700千円)
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キーワード | 窒素固定菌 / 遺伝子化学的分類 / 根粒菌 / 土壌環境改善 / 東南アジア / マメ科樹木 |
研究概要 |
東南アジアの特異的な土壌が育んできた学術的に貴重かつ有用な窒素固定菌群に関して、その遺伝的多様性の系統的研究を行うことにより、永続的地力保持に基づく環境改善に寄与するとともに東南アジアの食糧、バイオマス生産に役立つことを目的とし、日本学術振興会の東南アジアのバイオテクノロジー大型プロジェクトと連動させながら、以下の研究を実施した。 1. タイ、インドネシア、フィリピン、マレーシアおよびヴェトナムの土壌および熱帯樹木を含む根粒植物根圏より、熱帯性窒素固定菌を探索し、土壌環境との関連を明かにし、その系統分類を行った。アカシアの根粒より分離した根粒菌はBradyrhizobium elkani種であることが分かった。 2. インドネシアで分離した酸性土壌に強い根粒菌株を各国で評価した結果、pH4.0の土壌中で生育できることが分かった。さらにタイ国で分離した菌はpH3.0でも生育できることが分かった。 3. 東南アジアの窒素固定菌研究者のネットワークの強化と共同研究推進のため、マレーシアおよびフィリピンにおいて、研究成果発表および今後の共同研究の方向についての打ち合わせ会議を行った。また、研究成果発表を行い、上記以外に各国でそれぞれの土壌に適した根粒菌を接種することにより、ダイズやピーナッツの収量の大幅な増加のデータが示された。
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