| 研究分担者 |
RAFFAELLO Co パドバ大学, IMAGE, 教授
山内 正仁 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 助手 (40239843)
前野 祐二 鹿児島工業高等専門学校, 土木工学科, 助教授 (20190316)
松藤 康司 福岡大学工学部, 土木工学科, 教授 (40078663)
藤崎 恒晏 鹿児島工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (50044623)
COSSU Raffaello UNIV.OF PADOVA,IMAGE,PROF.
COSSU Raffae カリアリ大学, CISA, 教授
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| 研究概要 |
本研究期間内では,次の項目について,調査研究を進めた。
1. 最終処分場の現地調査地点(F市等)での発生ガスや浸出水に関するデータを収集,解析し,それらの物理及び化学的特性の把握を行い,発生のメカニズムについて,既存のデータを含めて詳細に検討した。
2. 両国のライニングシステムについて,現地調査結果を参考に,浸出水に因る環境汚染防止対策の検討を行い,問題点を整理した。その結果を踏まえ,漏水に対する対策法の提案を試みる予定である。
3. 最終処分場の,地震時における液状化に対する安定性を検討した。その結果,液状化の可能性は少ないという結論を得た。
4. 最終処分場周辺地域の環境汚染防止対策の現状について,現地調査及び資料調査に基づいて,両国方式の長所・短所を明らかにした。その結果については鹿児島工業高等専門学校研究報告,第33巻(1998)に論文としてまとめた。
5. 両国の最終処分場跡地利用の実態を調査・整理中である。より高度な利用法の提案を試みる予定である。
6. 共同研究の成果と情報の収集・交換,更には現地調査(F市最終処分場)のため,パドバ大学IMAGEのR.Cossu教授を日本に招聘した。
最終処分場に対する新しいシステムを提案するために,この共同研究は今後も活発に研究を進めていきたい
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