研究課題/領域番号 |
09044361
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研究種目 |
国際学術研究
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 共同研究 |
研究分野 |
気象・海洋・陸水学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
寺崎 誠 東京大学, 海洋研究所, 教授 (20111586)
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研究分担者 |
花輪 公雄 東北大学, 理学部, 教授 (40142921)
木村 伸吾 東京大学, 海洋研究所, 助手 (90202043)
日比谷 紀之 東京大学, 海洋研究所, 教授 (80192714)
塚本 勝巳 東京大学, 海洋研究所, 教授 (10090474)
杉本 隆成 東京大学, 海洋研究所, 教授 (40004428)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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キーワード | 西太平洋 / 世界海洋観測システム / ユネスコ政府間海洋学委員会 / SE-GOOS / 生態系変動 / 南シナ海 |
研究概要 |
世界海洋観測システム (GOOS:Global Ocean Observing System) は1992年以来、ユネスコ政府間海洋学委員会が推進している海洋の観測、データ配布と解析、変動予測を目的として、海流の変化、気候変動、生態系変動、などについて幅広い研究を進めている。 本研究では、主にタイ湾、南シナ海を中心に仕事を進めているSE (東南アジア) GOOSとの連携をはかり、西太平洋温帯域と熱帯域の生物生産、生態系 汚染に関する比較共同研究を行った。 沖縄では日本、タイ、マレーシアの研究者が集まり、沖縄-台湾、沖縄-ルソン間に敷設されている海底ケーブルを利用して、黒潮の流量の計測を実施した。 タイ湾、南シナ海で収集された生物・化学・物理学および人工衛星データを日本の研究者と共同で解析し、成果をあげることができた。 日本とマレーシアの研究者が協力して南シナ海の珊瑚礁で、そこに生息する各種海洋生物の生物生産を明らかにし、採集方法の比較検定を行った。 さらに米国、英国、ドイツ、フランスの研究者と計測方法、採集方法に関する意見交換を行い、西太平洋での物理モデル、生態系モデル構築の可能性について検討した。
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