研究課題/領域番号 |
09045001
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
鈴木 敏正 北海道大学, 教育学部, 教授 (70093648)
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研究分担者 |
大沼 義彦 北海道大学, 教育学部, 助教授 (70213808)
宮崎 隆 (宮崎 隆志) 北海道大学, 教育学部, 助教授 (10190761)
椎名 恒 北海道大学, 教育学部, 助教授 (50281762)
木村 純 北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 助教授 (90153212)
YOSHIHIKO Ohnuma Grad. School of Education, Hokkaido Univ., Associate Professor
シャナハン ピーター 英国アルスター大学, 地域社会発展研究施設, 施設長
クィールド ジョン 英国アルスター大学, 社会健康科学教育学部, 教授
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研究期間 (年度) |
1997 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 6,500千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1997年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
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キーワード | 先進国周辺 / 北アイルランド / 地域社会発展 / 地域づくり教育 / エンパワーメント / 社会的資本 / 協同の教育 / 大学成人教育 / 地域社会発展教育 / 社会的排除 / 社会的経済 / シティズンシップ / 周辺地域 / 周辺 / 北海道 / 成人教育訓練 / 自己教育 |
研究概要 |
いわゆる「第三の道」をめざしてヨーロッパ諸国の生涯学習政策は、社会的排除を克服し社会的結合を推進しようとし、とくに辺境地域におけるプロジェクトを強化している。本協同研究では、ヨーロッパと日本の辺境である北アイルランドと北海道を対象とした実証的研究をとおして、「社会的に排除された人々とともにある教育」としての「地域社会発展教育または地域づくり教育community development education」の実態と課題を明らかにした。 第1に、現段階の日英両国における生涯学習政策の比較検討とイギリス・北アイルランドにおけるその展開、革新的な地域社会教育の国際的・歴史的発展と諸モデル、成人教育の資源としての「社会的資本social capital」の役割を明らかにし、新たなモデルとしての「エンパワーメントのための地域社会発展教育」を提起した。 第2に、北アイルランドを中心として、アイルランド北西部で展開されている地域社会発展とそれにかかわる成人教育の実践分析をした。それは、地域社会とアルスター大学のパートナーシップ活動、コミュニティケア、「社会的経済」、女性グループ活動、内発的スポーツ、農村地域社会発展、ヨーロッパ11大学協同による地域活動家・関連諸専門職の教育訓練プロジェクト、の諸領域にわたる。 第3に、上記と比較した北海道における地域調査研究であり、不安定就労者・失業者の統計的検討、労働者協同組合活動、市民演劇活動とくに対人関係職員・労働者に対するワークショップ、および市民活動としての環境保護運動の展開過程の分析、そして地域づくりにかかわる大学の役割の解明をした。
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