研究課題/領域番号 |
09204107
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪樟蔭女子大学 |
研究代表者 |
田原 広史 大阪樟蔭女子大学, 学芸学部, 助教授 (30207211)
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研究分担者 |
板橋 秀一 筑波大学, 電子情報工学系, 教授 (70151454)
杉藤 美代子 大阪樟蔭女子大学, 名誉教授
江川 清 国立国語研究所, 情報資料研究部, 部長 (30000425)
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研究期間 (年度) |
1997
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研究課題ステータス |
完了 (1997年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | 方言音声 / 日本主要都市 / データベース / 検索ツール / 音声学 / 言語学 / インターネット / CD-ROM |
研究概要 |
この研究は、重点領域研究「日本語音声における韻律的特徴の実態とその教育に関する総合的研究」(平成元年〜4年度)の中で収集された、全国各地の方言音声資料を整備(データベース化)し、より効率的な利用、流通を目指すものである。この研究で収集された音声資料のうち、13主要都市(札幌、弘前、仙台、新潟、名古屋、東京、富山、大阪、高知、広島、福岡、鹿児島、那覇)で、一都市につき、5世代男女計70名、約500項目についてディジタル録音された資料の一部をデータベース化する。この資料については、「日本語音声」終了後、平成5年度より新たに成果公開促進費(データベース科研)を受け、「日本主要都市方言音声データベース」として5年計画でCD、CD-ROM化のための編集作業をおこない、平成5〜7年度にCD計5枚、平成8年度にCD-ROM1枚(試作品)を作成した。このような背景をふまえ、本研究では研究の目的として次の三つを設定した。1)「方言音声データベース」そのものをより整備されたものにすること。2)検索、分析のためのツールを開発すること。3)当該分野(言語学、音声学、国語学、日本語教育学等)における利用者を開拓し、利用のためのルール作りを行い、流通化を促進すること。この3点について研究を進めてきた。その成果を、最終年度である平成9年度の成果として、CD-ROM版データベース「JCMD大阪」にまとめ、総括班より刊行した。
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