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「日本語の音連続に対応するひらがな表記」学習システムの開発及び習得過程研究

研究課題

研究課題/領域番号 09204208
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京農工大学

研究代表者

深尾 百合子  東京農工大学, 留学生センター, 教授 (90272640)

研究分担者 土岐 哲  大阪大学, 文学部, 教授 (10138662)
中川 正樹  東京農工大学, 工学部, 教授 (10126295)
御園生 保子  東京農工大学, 留学生センター, 教授 (00209777)
研究期間 (年度) 1997
研究課題ステータス 完了 (1997年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード日本語教育 / ディクテーション / ひらがな表記 / 習得過程 / 日本語の音韻認識 / CAI(学習支援システム) / 音連続 / 日本語自習システム
研究概要

平成9年度本科研費研究の達成目標は以下の通りであった。
1.日本語の音連続に対応するひらがな表記を個別的に学習でき,その学習過程を記録するコンピュータプログラム(CAI)を開発すること。
2.学習者の学習記録を蓄積し,個別的に聞き取りにくい音連続を特定すること。また,その習得過程を分析すること。
3.学習者の最後まで残る間違いを母語別に分類し,その間違いが母語の影響によるものか,個人差なのかを明らかにし,母語の影響による間違いを母語別に特定すること。
1.については予定通り,「日本語の音連続に対応するひらがな表記」学習システム(日本語ディクテーションシステム)の開発を完了した。本システムは手書き認識エンジンを組み込んだ手書きボード入力をメインとした(キーボード入力も可能)。音声データは試作用に50単語入力した。このシステムを使い,10カ国15名の留学生にディクテーション指導を行った。その結果,システムの使いにくい点,音声データの質の問題,ソフトウェアのプロテクトの問題等が明らかになった。本システム開発について,学会発表を行った。本システムは,学習の記録も可能になっているが,データ利用のための出力様式等の改良が必要である。
2.については,学習者にテープレコーダーで音声を聞かせ,紙に表記という形式で学習記録を蓄積した。多数の学習者に同時に1.で試作したコンピュータシステムを使用させる環境が整わなかったためである。
3.については,2.で得られたデータを分析し,その成果を「多摩留学生センター教育研究論集」に投稿した。(深尾百合子・梅田康子「日本語の音韻認識の困難性について」)

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 深尾百合子 他: "日本語の音連続に対応するひらがな表記教育及び習得過程研究" 教育工学関連学協会連合第5回全国大会講演論文集. 57-60 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 澤田伸一・中川正樹 他: "ひらがなディクテーションシステムの設計と試作" 教育工学関連学協会連合第5回全国大会講演論文集. 61-64 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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